院長ブログ
抱っこによる落下事故に注意
2016年10月10日
「愛するペットを抱っこしたい!」というのは、すべての飼い主さまに共通する思いです。
特に、子犬、仔猫の時には、その思いは強いはず。
でも、その、ペットを愛する気持ちが、思いもよらぬ事故に発展するケースもあります。
事故が起こったのは今年のゴールデンウィーク。
トイプードルの生後4か月の女の子が、家族旅行で訪れた蓼科高原のドッグカフェで、
飼い主さまの手から落ちてしまい、左前脚を骨折してしまいました。
近くの動物病院で応急処置を施してもらった上で、帰京後、当院に来院されました。
すぐに骨折部にプレート装着手術を行ない、なんとか歩行が可能に(写真上右)。
数か月が経過し、骨折部がしっかりと接合したのを確認し、
先日、プレートの除去手術を行ないました(写真下)。
今回の例のような旅行先はもちろん、家庭内でも、落下事故による骨折は発生します。
特に、チワワやトイプードル、ヨーキーなどの小型犬は要注意。
愛犬を抱っこする時には、くれぐれも注意を怠らないでくださいね!
ちなみに、猫ちゃんの落下・骨折事故は、当院では一度も経験していません(笑)。